雪まじりで風の強かった昼下がり

ついに親しい友人が大学を卒業して、4年間過ごした場所を去り始めました。
今日はスマイルポリスメンの提案でその人と3人でお昼を食べに行きました。彼の自宅近くにある学生食堂のようなところです。いつも通り他愛の無い話をして出ました。yu-yakeはスマイルポリスメンと研究室見学に行くんでそのまま別れようとしたとき
「ちょっと待ってよぅ...、これで最後かもしれんしぃ...」
といつもの調子でやつがごね始めました。
yu-yakeは見学に行った後見送りに戻るつもりだったんで、その場は軽く相手に合わせる程度に挨拶をして別れましたんですが、それがいけなかった様で...。
30分くらい、長くても1時間くらいで見送りにいけると思ってたんですが、終わってみれば1時間半も経過。急いで部屋に行ってみたもののあたりは妙に静まり返っている。
とりあえずチャイムを押してみる。1回、2回..。出る気配は無い。スマイル〜と顔を見合わせて、ドアノブを回してみる。





ガチャ。


開いた。そのままドアをあけると、そこには主のいなくなった埃っぽい空っぽの部屋があるだけでした。その部屋には4年間よくお世話になってました。テストだと言ってはみんなで泊り込んで徹夜してみたり、馬鹿なことばっかりやってたあの部屋です。でも今目の前にしている部屋が果たしてそれと同じものなのかどうか...。
そして隣のアパートで新入生が部屋を探しているのをみて余計に物悲しくなりました。
もうあえないわけじゃないんですが、なんでこんなにせつないもんなんですかね。