上がるテンション

夜の湿気を帯びた空気、集まる人々の群れ。
その中を右に左によけながら、祭りの中心へと誘われていく。
そこには神輿を担ぎ夏の夜を盛り上げる男が居る。
むき出しの屋台の光が夏の夜を演出する。
見物人の話し声、笑い声、何もかもが自分の奥底にある気持ちを湧き上がらせる。

ふと右を見ると自分の隣にいる女性の笑顔に釘付けになる。
その笑顔を自分のモノにしたかったのか、夏の夜に負けたのか、つい手を握ってしまった。




なーんて事があれば良かったのに!













その前にお祭りに行ければ良かったのに!!!
・゚・(つД`)・゚・