「パン屋再襲撃」
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1989/04/10
- メディア: 文庫
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18年くらい前の本ですが、この頃から村上春樹は村上春樹なんだなぁと思った本。
表現や物に時代の違いは感じるものの、相変わらず読みやすくて引き込まれる。
個人的に好きだったのは「パン屋再襲撃」「象の消滅」「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵略・そして強風世界」。
相変わらず自分に近い状況、もしくは簡単に想像できる日常的なものが好きなようです。
「ファミリー・アフェア」も好きですが、自分にとって生々しすぎてちょっと敬遠気味。
以下軽いネタバレです。
どの話も謎が解明されず、胸がもやもや。昔からこんな人だったのね(ノД`)