「流れ星が消えないうちに」
- 作者: 橋本紡
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02/20
- メディア: 単行本
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でも本を買うときの自分の勘はまず外れないんですよね(理由はありますけどそれは別の話)。
内容は恋人加持を事故で無くした奈緒子と、加持の親友であり奈緒子の現在の恋人・巧の二人の視点の物語が交互に続いていく感じ。
話の中で人生や自分についてもいれるような言葉があり、所々でほろっときました。それぞれが引きずる過去を受け入れることに決めて歩き出すあたりに自分を重ねてみたりしてw3ヵ月後あたりにはこれに少しは近づいていたいです。
玄関の擦りガラスの表現とか情景描写が上手いし、かなり読みやすい。内容も大学生の喪失物という事で、非常につぼにはまりました。
面白かったです。
おかげで室内プラネタリウムを買ってみたくなりました。
もしかして来年あたり映画化の話が出たりしてw